電子地図で考え分析しよう

高校版カキコまっぷ

 ▼指導者の方へ

ここでは、カキコまっぷのツールを使ってpoi情報を登録した電子地図を作る方法を紹介します。

学習の流れ

1.自分のマップにログインします  
2.作成する地図のテーマを選びます  
3.地図に調べた情報を書き込みます
4.他の学習者が作成した地図を参照して編集します
5.作成した地図データをエクスポートしたり、別の地図をインポートして編集できます

カキコまっぷの設定(ビデオマニュアル)

ユーザ登録する 指導者メニューで設定する

使い方

1.ログイン機能(学習グループ単位でログインします)  
2.カテゴリの選択
  1. 用意されたカテゴリから、自分が作りたいテーマを選択します
3.調べた場所の情報を地図に配置する
  1. その場所の説明や、写真などの情報を電子地図に登録できます。
4.背景地図を選ぶ
  1. どんな地図にしたいかによって、背景地図を変更することができます。
  2. 国土地理院地図、空中写真、 OpenStreetMap etc

カキコまっぷのデータをQGISで利用する

カキコまっぷに登録した地点データは、QISに読み込んでQGIS上の地図として使用することが可能です。
カキコまっぷからQGISに地図データをインポートする手順は以下のとおりです。
なお、この教材ではQGIS 3.34.5 をベースに解説しており、異なるバージョンのQGISではデザインや名称が異なる場合があります。

  1. カキコまっぷでデータを書き出す地図を選び、地図画面左下の「CSVデータ」>「エクスポート」をクリックする

  2. ダウンロードするデータ形式が2種類選べるので、「UTF8 BOMなし」を選択する

  3. kakikomap_positons.csv が、OSで設定されたフォルダにダウンロードされる。Windowsの場合は、標準では「ダウンロード」になる

  4. QGISアプリを開いて、メニューバーの「データソースマネージャ」を開き「CSVテキスト+」を選ぶ

  5. ウィンドウが開くので、ダウンロードしたカキコまっぷのファイル(ファイル名:kakikomap_positons.csv)を指定する

  6. ジオメトリ定義 の ポイント座標欄で、「X値」のドロップダウンメニューから「x」、「Y値」のドロップダウンメニューから「y」を選択し、「追加(A)」ボタンを押す

  7. QGISのレイヤ 欄に kakikomap_positons が表示されていることを確認する

高校版カキコまっぷ

※体験用のログインIDも用意されていますので、体験してみてください。



指導者の方へ

カキコまっぷには次のような機能があります。
  1. ログイン設定
    1. 指導者は、グループの管理者で登録します。
    2. 指導者は、ワークに参加する生徒のログイン用ニックネームを登録します。
    3. ワークは学習グループ単位で実施し、利用者は個人では参加できません。パスワードはグループで共通です。
  2. カテゴリ作成
    1. あらかじめ、ワークで作成する地図のカテゴリを決めておきます。
  3. カテゴリのアイコン設定
    1. カテゴリごとのアイコンを用意します。
  4. パスワード変更機能
    1. 必要に応じて、グループにアクセスするパスワードが変更できます。
  5. 作った地図の公開/非公開モード
    • 公開:URLを知っていれば誰でも見ることができる
    • 非公開:ログインした人だけが自分たちの地図を見ることができる