jSTAT Mapは、統計データを地図上で簡単に表示できる強力なツールです。
ここでは、jSTAT Mapを使ってみる基本的な手順と、具体的な活用例を紹介します。
なお、詳しい操作方法はjSTAT Mapの公式マニュアルを参照ください。
ステップ1: jSTAT Mapにアクセスする
まずは、jSTAT Mapの公式ウェブサイトにアクセスしましょう。
スタート画面が表示されるので、ログインするかどうかを選択します。
ステップ2: 統計地図を作成する
jSTAT Mapのメニューから「統計地図作成」を選択すると、「プロット作成」「エリア作成」「統計グラフ作成」「レポート作成」のオプションが表示されます。
以下でそれぞれの機能について説明します。
プロット作成
jSTAT Map上で「点」として登録できる属性情報を「プロット」と呼びます。
プロット作成機能では、属性ごとにプロットを作成したり、特定の地点との距離や分布を可視化したり、プロットごとにグループを作成して分析することができます。
エリア作成
JSTAT Map上で「領域」として扱われる属性情報が「エリア」です。
エリア作成機能では、「多角形」「円」「バッファ」「到達圏」「エリア合成」から選択してエリアを作成し、分析することが可能です。
統計グラフ作成
e-Statと連携し、地図上に統計情報をシームレスに反映させることができる機能です。
レポート作成
JSTAT Mapの分析結果をレポート形式にしてダウンロードできる機能です。
ログイン不要で利用可能な「シンプルレポート」では、作成したグラフの統計情報をHTMLまたはExcel形式で出力できます。
ログインが必要な「リッチレポート」では、Excel形式で表紙、基本分析、周辺地図、小地域分析、年齢別人口、世帯数、経済センサス、人口・世帯数増減、マップキャプチャ、集計シートを含むレポートが作成できます。