前のセクションで政府統計について学んだけど、これらの膨大なデータをどうやって理解しやすくすることができるのでしょうか?
ここで登場するのが「WebGIS」です!
WebGISって何?
WebGISは、「Web Geographic Information System」の略で、インターネットを通じて地理情報を表示・分析するシステムのことを言います。これを使えば、政府統計のデータを地図上に表示させ、視覚的に分析することができるんです。
例えば、人口密度や平均年齢、職業別の分布などを地図上に色や形で表現し、一目でその地域の特徴を把握することができます。
具体例で学ぼう!
Google Maps
ほとんどの人が知っているGoogle Mapsも、一種のWebGISです。地図上にお店の情報や交通状況、衛星画像などを表示させることができます。
Google Mapsのウェブサイトを開いて、自分の住んでいる地域や行きたい場所を検索してみましょう。地図上に様々な情報が表示され、道順も簡単に調べることができます。
国土地理院のWeb地図
日本の国土地理院も、様々な地図情報を提供しています。例えば、国土地理院のWeb地図では、地形や土地の利用状況、災害情報などを地図上で確認することができます。
これを使えば、自分の住んでいる地域が洪水の危険があるかどうかや、地震が起きたときの影響を視覚的に理解することができます。